

この曲を配信で聴く
歌詞
一拍目で踏み込む 自動ドアの静電気
ネオンの瞬きが 居場所を売り飛ばす
握った紙片は 逆さの矢印
この街ぜんぶが ワナを仕掛ける
天井のレンズが 首を切る角度で追う
呼吸を細くして 音を影に預ける
鼓動だけが派手で 嘘がつけない
「逃げろ」より速く 心が叫ぶ
上がれ落ちろ ワナの勾配を
止まって走れ ワナのリズムで
笑うサイレンに 背中を押されても
この恐怖ごと ワナを抜けろ
一 二 三で 視線を切れ
四 五 六で 足音を消せ
光に触れたら 終わりだ
ゼロで跳べ 次へ
エレベーター表示が 同じ階を噛み続け
鏡の僕が先に 出口を塞ぐ
ポケットのカードが 熱を帯びて震え
戻る道だけが 砂になって落ちる
赤い点滅が 時間を裂き刻む
右も左も ワナの匂いがする
途切れたメッセージ 君の一言
「来い」だけ残して 闇が閉じる
上がれ落ちろ ワナの縫い目を
裂いて抜けろ 叫びはナイフだ
終点はここじゃない まだ息がある
カウントはゼロで ワナを解け
追ってくる音は 外じゃない
胸の奥の警報が 僕を裁く
「戻れ」と「進め」が 同じ声で鳴る
ワナはいつも 内側にある
君の手が残した 小さな手順
怖さを握ったまま 結び目をほどく
失うためじゃない 終わらせるためでもない
生きるために ワナを越える
鍵穴は 僕の呼吸にある
上がれ落ちろ 夜明けの縁へ
止まって走れ ワナを破って
扉の向こうの空気が もう逃さない
この恐怖ごと 未来へ放て